後悔の日々

私が今、後悔の日々を送ることになってしまうなんて、思っても見ませんでした。

始まりは、2年前の春前に、長年に渡って勤めてきた会社を「リストラ」と言う形で解雇され、それからは、少しだけ興味が有った介護のお仕事を始めよう!と思い、介護見習いとして、病院での再就職が叶いました。

何分、無資格·未経験な私だったため、病院面接に臨んだ時には、かなりやる気が感じられて、将来有望視までされましたが、ただ単に、それは業界内部の人手不足化が深刻化され、一人スタッフを配置させたいが故の一言にしか過ぎなかった訳でした。

介護見習いのために、再就職に成功したと思っていても、病院だけで3件梯子をしてしまう勢いで、勤務してきた病院を、短い期間で変わって参りました。

全ての病院で、無資格·未経験で始めようとした私に対する風当たりと言っても過言では無い程の、ベテラン介護ヘルパーや、看護婦長さんからの虐めで、病院を変わり、最終的にドロップアウトを選ばざるを得なくなりました。

最後に勤めた病院を辞めた私は、何もかもが全て嫌になってしまい、当時、交際していた彼と別れて、風俗業界へと「トラバーユ」をしました。

某風俗専門の求人サイトを閲覧していると、募集年齢が50歳位まで、人妻熟女大歓迎を謳い文句にしているお店の求人広告に目が止まり、すぐさま、お店に求人応募フォームに入力し、お店に送信しました。

お店の名前は「マダムストーリー」。業種はホテルヘルスがメインで、ご希望次第で、ホテル出張や、お店の近くで待ち合わせもしているお店でした。

マダムストーリーの店長は、私より2つ若く、ジャニーズ系なのですが、私にはそんなことはどうでも良く、とにかく、自分の居場所が欲しかったが故、風俗業界を選んだのでした。

私のモラルは、風俗業界デビューを始めた日から、徐々に崩れて行った感じでした。